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はしばみ堂の新作、というより第一作目です。ポストカードとして販売予定の作品です。

【フジバカマとアサギマダラ】
フジバカマとアサギマダラは秋のモチーフです。ちょうど私も切り花のフジバカマをお迎えし、横に置いて描いていました。たまに桜餅の香りがしてとてもよいです(生乾きってこと!?)
さて、こちらも少し思い出を語ろうと思います。
フジバカマは細く鋸歯の入る葉っぱと薄紅の糸のような花が繊細な印象の植物です。そして生乾きになると桜餅のような香りがします…現在は生息数が減少しているそうです。
フジバカマ、以前は育てていたことがありました。静岡にいたころ、大好きな博物館で苗が販売されており、ずっと憧れていたため帰りに買ってしまいました。それは雨の日でした。………いやぁ、ナメクジ付いてたんですよね…私昆虫や爬虫類なんかは大好きなんですが陸に上がってくる貝類がほんとにだめでして…わりとかなりだいぶ恐怖でした…そのフジバカマも枯らしてしまいました。
今は切り花ですがお花が見れてよかったです。
余談ですが桜餅の香りが好きすぎて買っている精油があります。その名も「トンカビーンズ」一切合切桜餅要素の無い謎の豆ですが、その香りは桜餅そっくり。甘く優しい、涼しさを感じるけどほっこりする香りです。香りは弱く揮発も遅い、いわゆるベースノートになる香りです。ティッシュに垂らして数日経ったぐらいが一番桜餅っぽくて好きです。
アサギマダラは旅する蝶と言われたりしますね。南の方から北の方へ長い距離を飛んでいきます。大きくて美しいので印象に残りやすいですね。フジバカマに吸蜜しに来ることが多いです。
実は私、アサギマダラの現物(生きてるやつ)見たこと無いんですよね。でも似たような「リュウキュウアサギマダラ」なら見たことがあります。(アサギマダラとは別属らしいですが…)このひとは昆虫館では定番らしく、箕面市昆虫館の蝶園でも見ることができます。オーストラリアの昆虫館にもいましたね…
アサギマダラよりも小柄で模様が細かく、赤みが少ない感じの蝶々です。見慣れたオオゴマダラやアサギマダラと比べてしまうので、なんとなくパチモン感が否めませんがこの子も美しい子です。
そんな秋を感じる花と昆虫。ぜひイラストからも秋を感じてみてください!
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